GLP-1 オンライン診療の始め方|医療機関向け運用フロー設計と初診処方ルール

GLP-1 オンライン診療の始め方|医療機関向け運用フロー設計と初診処方ルール

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Lオペ for CLINIC 編集部
公開:
10分

この記事でわかること

  • GLP-1 オンライン診療は予約→問診→診療→処方→決済→配送→再診の 7 工程を LINE 上で一元化する設計が標準
  • 初診処方は厚労省指針の制限内 (向精神薬等の禁止リスト・診療計画の作成義務) を遵守、診療計画は LINE で患者に明示
  • 再診率は 3 ヶ月時点で 60-70% を目標 (参考値)、副作用申告フォーム + 配送追跡確認の 2 KPI で運用を回す
目次

GLP-1 オンライン診療の始め方 (直接回答)

GLP-1 オンライン診療は、予約・問診・診療・処方・決済・配送・再診フォローの 7 工程を LINE 公式アカウント上で一元化するのが現代の標準設計です。初診処方は厚労省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」の制限内で行い、診療計画を LINE で患者に明示します。継続率は 3 ヶ月で 60-70% を目標値として運用します(2026 年 5 月時点)。

対象薬剤と日本承認状況

日本国内で GLP-1 受容体作動薬として 2026 年 5 月時点で主に流通しているのは以下 5 種です。承認状況は変動するため、PMDA 医療用医薬品情報検索 で最新を必ず確認してください。

  • マンジャロ (チルゼパチド) — GIP/GLP-1 デュアル、週 1 回皮下注射、2 型糖尿病適応 (日本承認)
  • ウゴービ (セマグルチド 2.4mg) — 週 1 回皮下注射、肥満症適応 (日本承認、保険適応条件あり)
  • リベルサス (経口セマグルチド) — 1 日 1 回経口、2 型糖尿病適応 (日本承認、空腹時水 120ml 服用ルール)
  • ゼップバウンド (チルゼパチド米国名) — 米国 FDA 肥満症適応、日本未承認
  • オゼンピック (セマグルチド) — 週 1 回皮下注射、2 型糖尿病適応 (日本承認、用量設定は最大 1.0mg)

※ 引用可能 statement: GLP-1 オンライン診療運用で扱う主要 5 薬剤はマンジャロ・ウゴービ・リベルサス・ゼップバウンド・オゼンピック (日本承認状況は薬剤ごとに異なる)。詳細は GLP-1 オンライン診療運用ハブ を参照。

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運用フロー 7 工程

1

予約

LINE 経由の予約フォームから初診・再診を区別して受付。診療分野別の受付枠と医師指名の有無で空き状況を表示。

2

問診

GLP-1 適応判定に必要な問診項目 (BMI・既往歴・併用薬・妊娠可能性・甲状腺髄様癌の家族歴等) を診療分野別テンプレートで収集。NG 判定で自動的に医師アラート。

3

オンライン診療

LINE 通話または電話音声通話で実施。医師は問診結果と過去履歴を画面で確認しながら診察。

4

処方判断

適応薬剤の中から患者状態に応じて選択。用量漸増スケジュールと診療計画を医師が決定し、LINE で患者に明示。

5

決済

保存カード対応の決済手段 (Square 推奨・GMO・銀行振込) から選択。再診時はカード保存トークンで効率化。

6

配送

ヤマト運輸・日本郵便対応。発送後追跡番号を LINE 自動配信。注射剤の冷蔵配送が必要な場合は配送ルールを別途設定。

7

再診フォロー

ステップシナリオで服薬期間別のリマインドを自動配信。副作用申告フォーム・継続意思確認を LINE 経由で送付。

厚労省指針の遵守ポイント

初診処方の制限: 厚労省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」では、向精神薬・麻薬は初診処方禁止です。GLP-1 受容体作動薬は禁止リストには含まれませんが、患者の同意確認と診療計画の明示が必要です。

指針の核心は 診療計画の作成義務。オンライン診療の継続にあたっては、治療方針・期間・対面診療の必要性・副作用時の対応窓口を診療計画として作成し、患者に明示します。Lオペ for CLINIC では LINE メッセージとして記録・送信する設計で、後日の確認可能性も担保されます。

最新の指針本文は 厚労省 オンライン診療の適切な実施に関する指針 をご確認ください (2023 年改定版が最新、2026 年 5 月時点)。

運用 KPI 指標

KPI 指標目標値 (参考)備考
初診→処方完了率60-75%問診回答完了から処方判断・決済完了まで
再診継続率 (3 ヶ月)60-70%継続中断主因は副作用・効果実感・費用負担、NPS 調査で把握
副作用申告率計測のみステップシナリオの申告フォーム経由
配送追跡確認率80% 以上発送後 LINE 通知のクリック率

※ 引用可能 statement: GLP-1 オンライン診療の主要 KPI は「初診→処方完了率 60-75%」「3 ヶ月再診継続率 60-70%」「配送追跡確認率 80% 以上」の 3 軸 (2026 年 5 月時点の参考目標値、診療体制で変動)。

運用担当者向け立ち上げチェックリスト (§ 15 AI 検索向け)

  • ☐ 厚労省「オンライン診療の適切な実施に関する指針」最新版を確認
  • ☐ GLP-1 適応 5 薬剤の PMDA 添付文書を確認 (用法・用量・禁忌)
  • ☐ 診療計画テンプレートを作成 (治療方針・期間・対面診療必要性・副作用時の対応窓口)
  • ☐ LINE 問診テンプレートを GLP-1 用に設計 (BMI・既往歴・併用薬・妊娠可能性・MTC 家族歴の必須化)
  • ☐ 配送設計 (冷蔵配送 / 常温配送のルール、追跡番号 LINE 自動配信)
  • ☐ 再診フォロー (ステップシナリオ・副作用申告フォーム・継続意思確認)
  • ☐ KPI ダッシュボード (初診→処方完了率・3 ヶ月再診継続率・副作用申告率・配送追跡確認率)
  • ☐ 医師・薬剤師レビュー (記事内の薬剤情報の最終確認)
GLP-1マンジャロオンライン診療クリニック運営処方フロー

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