この記事でわかること
- リッチメニューの設定方法を画像サイズ・テンプレート選択から完全解説
- 業種別の効果的なメニュー構成パターンとデザインのコツ
- ABテストの実施方法とCVR改善の具体的な手法
目次
リッチメニューはLINE公式アカウントのトーク画面下部に常時表示されるメニューで、ユーザーの行動を直接誘導できる最重要UI要素です。予約・商品一覧・クーポン・問い合わせなどのアクションボタンを配置でき、設定次第でCVR(成約率)を大きく左右します。本記事では、リッチメニューの設定方法からデザインのコツ、ABテストまで完全ガイドとして解説します。
リッチメニューとは
リッチメニューは、LINEのトーク画面下部に固定表示されるカスタムメニューです。ユーザーがトーク画面を開くたびに表示されるため、Webサイトでいうグローバルナビゲーションに相当する重要な役割を持ちます。
80%以上
リッチメニュー経由のアクション率
2倍
メニュー設定有無のCVR差
6枠
最大タップ領域数
リッチメニューが重要な理由
- 常時表示 — トーク画面を開くたびにメニューが目に入る
- 直感的な操作 — アイコン+テキストで迷わずタップできる
- 配信通数を消費しない — メニュータップは通数にカウントされない
画像サイズとテンプレート
| サイズ | 解像度 | 特徴 | おすすめ用途 |
|---|---|---|---|
| 大サイズ | 2500×1686px | 6枠まで配置可能 | 多機能なメニューが必要な場合 |
| 小サイズ | 2500×843px | 3枠まで配置可能 | チャット重視・シンプルなメニュー |
テンプレートパターン
- 2枠横並び — 「予約」「問い合わせ」のシンプル2択
- 3枠横並び — 「予約」「メニュー」「アクセス」の定番構成
- 4枠(2×2) — バランスの良い4機能メニュー
- 6枠(3×2) — 多機能で情報量の多いメニュー
枠数が多い=良いとは限らない
リッチメニューの設定手順
テンプレートを選択
LINE Official Account Manager > トーク画面 > リッチメニューで新規作成。大/小サイズとテンプレートを選択
メニュー画像を作成
Canva・Figmaで指定サイズの画像を作成。各枠のアイコンとテキストを配置し、1MB以下のJPEG/PNGで書き出し
画像をアップロード
作成した画像をアップロード。プレビューで各枠の位置がズレていないか確認
アクションを設定
各枠にURL・クーポン・テキスト送信などのアクションを割り当て
表示設定を確認
表示期間・デフォルト表示(オン/オフ)・メニューバーテキストを設定して公開
効果的なデザインのコツ
デザインの5原則
- 最重要アクションを左上に配置 — ユーザーの視線はZ字に動くため、左上が最もタップされやすい
- アイコンとテキストのセット — アイコンだけでは意味が伝わらないため、必ず短いテキストを添える
- ブランドカラーで統一感 — メニュー全体をブランドカラーでまとめ、プロフェッショナルな印象を与える
- 余白を適度に確保 — ボタン間の境界線を明確にし、誤タップを防ぐ
- 季節やキャンペーンで更新 — 同じデザインのままだとタップ率が下がるため、定期的に刷新する
デザイン事例を豊富に知りたい方はリッチメニューデザイン事例20選をご覧ください。
アクション設定の種類
| アクション | 動作 | 活用例 |
|---|---|---|
| リンク | 指定URLに遷移 | 予約ページ・EC・ブログ |
| クーポン | クーポン画面を表示 | 来店クーポン・割引券 |
| テキスト | 定型テキストを送信 | FAQ呼び出し・キーワード応答 |
| ショップカード | ポイントカード表示 | 来店ポイント管理 |
| なし | アクションなし | 装飾用・余白エリア |
テキストアクションの活用
ABテストで効果改善
リッチメニューのABテストを行うことで、どのデザイン・構成が最もCVRが高いかをデータで判断できます。
テストパターンを2つ用意
ボタン配置・色・コピーなど、変更点を1つに絞った2パターンを作成
友だちを2グループに分割
拡張ツールのABテスト機能を使い、ランダムに2グループに分割
2〜4週間計測
各メニューのタップ率・CVR・ブロック率を計測
勝ちパターンを採用
効果の高かったデザインを全体に適用し、次のテストを計画
Before
6枠メニュー(全機能表示)
After
3枠メニュー(主要機能のみ)
予約CVR
枠数を絞ったシンプルメニューでCVRが1.8倍に向上
まとめ
80%
メニュー経由のアクション率
2倍
メニュー有無のCVR差
3〜4枠
おすすめの枠数
- リッチメニューはLINEアカウントの「顔」 — ユーザーのアクションの80%以上がメニュー経由
- 大サイズ/小サイズの選択が重要 — 機能数とチャット重視度で判断
- 枠数は3〜4つが最適 — 多すぎると視認性・タップ率が低下する
- 最重要アクションは左上に配置 — Z字の視線移動に合わせた設計
- 定期的にABテストで改善 — データに基づくデザイン最適化が成果を最大化する
タブ切り替えなどの高度な実装についてはタブ切り替え実装ガイドをご覧ください。リッチメニューは一度設定して終わりではなく、継続的に改善することで効果を最大化できます。
よくある質問
Q. リッチメニューの画像サイズはいくつですか?
大サイズが2500×1686px、小サイズが2500×843pxです。Canva等で作成する場合はこの解像度で作成し、1MB以下のJPEG/PNGで書き出してください。小サイズはトーク画面の占有面積が小さく、チャット重視のアカウントに向いています。
Q. リッチメニューは無料プランでも使えますか?
はい、LINE公式アカウントの全プラン(コミュニケーションプラン含む)でリッチメニューは利用可能です。ただし、タブ切り替えや条件分岐などの高度な設定にはLステップ等の拡張ツールが必要です。
Q. リッチメニューのデフォルト表示はオン・オフどちらがいいですか?
基本的にはデフォルト表示オンが推奨です。メニューが常に表示されることでユーザーがアクションを取りやすくなります。ただし、チャットでの会話を重視するアカウントでは、メニューを小サイズにするかデフォルトオフにする選択もあります。
Lオペ for LINE 編集部
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